『身にまとう宝石』ニョニャクバヤの魅力・・・

前回は、マレーシアのプラナカン文化でも食文化を紹介しましたが、今回はプラナカンの女性（ニョニャ）が着用する「ニョニャクバヤ」をご紹介します。

ニョニャクバヤとは、『身にまとう宝石』とも言われるほど美しい刺繍が特徴のブラウスです。

マレーシアを代表するクバヤ職人で人間国宝の故キムさんのお店「キム・ファッション」本店がペナン島のガーニープラザ内にあります。

店内には、カラフルなクバヤがディスプレイされていてどれも欲しくなりますよ。

刺繍のデザインも何種類とあり、縁起のいい金魚やクジャクなど生き物を取り入れたデザインや、牡丹や薔薇などを取り入れたデザインなど目移りしてしまいます。

刺繍は、アンティークな刺繍専用のミシンでひと針、ひと針丁寧に仕上げてあります。

刺繍を間近で見ると、本当に素敵ですよ。

私も、１着購入しました。

ボトムは、バティックで出来たサロン（スカート）を合わせて着用します。

マレーシアの正装になりますので、結婚式やパーティーに・・・

また、日本人駐在員の奥様達も子供さんの卒入学式などに着用される方が多いですよ。

私は、結婚式で今回着用させて頂きました。

また、最近ではジーンズなどのカジュアル風にして着る方も多いとか。

日本ではとても珍しいので、是非マレーシアにお越しの際は購入してみてはいかがですか？？

また、故キムさんのお嬢様のイエンさんも後を継ぎ日本で活躍していますよ。